2020.05.20
シーリング材の種類と特徴~ポリウレタン系・アクリル系~
シーリング材にはいくつかの種類があり
用途に応じたものを選ぶことが大切なポイントとなります。
シリコン系のほかにもポリウレタン系、アクリル系、ブチルゴム系などがあります。
今回は、ポリウレタン系、アクリル系の特徴を解説していきます。
<ポリウレタン系>
ポリウレタン系のシーリング材の固まりかたは「湿気」によるもので特徴的です。
硬化後も弾力があり、振動に強く、目地や継ぎ目の伸縮にも追従します。
用途としては、モルタル、ALC(軽量発砲コンクリート)、タイル、窯業系サイディングの
目地やすき間埋めに適しています。
硬化した後は、水性塗料で塗装も可能で、油性塗料は一部ウレタン塗料のみ可能です。
<アクリル系>
水性のシーリング材として、水分を蒸発させることによって硬化させるのが特徴です。
このため、厚塗りしたときには硬化した際にやや肉痩せしてしまいます。
おもに内装用として使用されますが、外装でも施工は可能です。
いちばんの魅力は、水性塗料との相性が良いことで
顔料をはじくことなく、吸い付くように塗れます。
ALC、モルタル、合板やボードの目地処理、室内の壁紙下地や段差埋めに適しています。
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