2019.12.20
防水工事とは?
防水工事は、建物内部に雨などの水が染み込んでいくのを防ぐ工事のことを言います。
特にコンクリートで作られた建物は、初期硬化と言われるほんのわずかなひび割れ(クラック)というものが起こるのが普通で、この現象によって建物内部に水が入り込むことを防止することができるととても大切な工事です。
コンクリートで建てられた建物以外にも、防水工事は必須で、建物の屋根や外壁、ベランダなどに防水工事を行い建物そのものの寿命を長くすることができるようになります。
また、建物内部の水を扱う場所にも防水工事は必須となり、建物全体を水から守ることができるのが防水工事なのです。
防水工事には大きく2つの種類があります。
一般的な防水工事としておなじみなのが、バルコニーウレタン防水という方法で、ウレタン塗膜によって防水硬化を発揮させるというものです。
そしてもうひとつ、アルファルとシート防水という方法は、新築の建物に多く利用される工法で、防水効果が高く長く維持できる方法として行われることが多くなってきています。
このように、防水工事と言っても、防水工事を行なう場所によって工事の種類や使用する材料が違うため、防水工事を行なう場所に応じた工事が求められます。